横浜市旭区民文化センター「サンハート」スタッフによるブログです。

横浜市旭区民文化センター「サンハート」スタッフによるブログです。

2013年12月24日火曜日

ジャズクリニック!



メリークリスマス!
サンハートスタッフのみゆみゆです(^^)



あっという間に今年もクリスマスがやってきたと思ったら、
「あ」なんて言ってる間もなく大晦日、そして2014年がやってきますね(´ω`)

2013年、皆さまにとってはどのような1年でしたでしょうか??





さてさて、年末のあいさつはまた後日にさせていただいて、
本日は以前も1度書かせていただいた
(10月6日ブログ「JAZZ!Day!」→ http://sunheart-staff.blogspot.jp/2013/10/jazzday.html

「サンハート ジャズクリニック」練習の最近の様子をご報告したいと思います!





10月5日、19日、11月2日の3回は、
前回のブログでもご紹介したサックスの山田拓児先生より、

曲の演奏の仕方はもちろんのこと、普段の楽器練習の方法から、
ライブでのステージ上での決まり事まで、
大変分りやすくて実践的なご指導をいただきました(^_^)




11月6日の練習は、
テナーサックスの西口明宏先生、ドラムの桃井裕範先生にお越しいただきました!
西口先生はフロント(サックス、クラリネット、トランペット、トロンボーンなど)メンバーを、
桃井先生はリズムセクション(ピアノ、ドラム、ギター、ベースなど)を中心に見てくださり、
1人1人の特徴やくせを見つけながらアドバイスをしてくださいました。




この頃になると、個人個人でプレイするよりもアンサンブルとして、
全体の音を聴きながら演奏することにより重きをおくようになってきたような気がします。





続いて12月14日、
ご指導くださったのは、ピアノの矢藤亜沙巳先生と、ベースの千北祐輔先生です*
お2人自身がリズムセクションの楽器ということもあり、
全体のバランスを取りながらアンサンブルを作ることの大切さを教えてくださいました。






毎回先生方から素晴らしいご指導をいただきますが、
アンサンブルメンバーの皆さまは「ソロ回し」と「アドリブ」に苦労されているようです。。


ジャズ独自のものだけに、納得のいくソロになるまで時間がかかりそうですが、
その分やりがいがあり、ある意味ジャズを演奏するうえでの真骨頂ではないでしょうか?



プロの方々に教わったことを、その場ですぐ消化できるわけではもちろんありませんが、
課題や教わったことを持ち帰って、ご自宅等でも練習なさっているようで、
1人1人のレベルがぐいぐいと上ってきています♪(なんだか私偉そうですね。)







来年1月からはいよいよ「クリニック」がスタートします!
これまでの「練習」とは違い、クリニックは一般のお客さまにもご覧いただけます(^^)


ジャズを演奏する方はもちろん、
普段ライブ等で聴くのみという方にも、
大変興味深い内容になること間違いなしですo(゜▽゜)o!


http://sunheart-eventguide.blogspot.jp/2013/12/vintagewith.html

クリックで詳細ページへ!
↓

http://sunheart-eventguide.blogspot.jp/2013/12/vintagewith.html



聴講券は、3月21日(金・祝)開催の「JAZZ LIVE」チケット+500円で
1月18日、2月9日、3月15日の3回分をお求めいただけます。


先着50名様までですのでお早めに!!

日本ジャズ界の第一線で活躍するプロミュージシャンたちによる指導。。
ジャズファン必見です!!!






もちろん本番3月21日のチケットも
大好評発売中ですよーっ\(^o^)/☆






それでは皆さま、
素敵なクリスマスをお過ごしください♪













サンハートスタッフ
みゆみゆ









 

2013年11月18日月曜日

サンハート美音倶楽部 Winter Record Concert




こんにちは、
サンハートスタッフのみゆみゆです♪



街の木々もどんどん色づき、
美しく、ちょっぴりさみしい気持ちになるような、秋の景色が広がっていますね(^^)



今年も残りわずかとなって参りましたが、(あっという間だなぁ..)
何事もやり残しのないよう、気を抜かずに取り組んでいきたいと思います!







2013年最後のサンハート主催公演、

12月20日(金)開催の、
「サンハート美音倶楽部 Winter Record Concert(ウィンターレコードコンサート)」
のお知らせをさせていただきます♪





「美音倶楽部(びおんくらぶ)」は、サンハートの会員制レコードクラブで、
現在15名の会員様がいらっしゃいます(^^)


月に1回、皆さまに持参いただいたご自慢のレコードを、
サンハートの、手作り真空管アンプで鑑賞し、
曲の解説や感想、そのレコードの想い出やエピソードなどを語っていただいています。






12月20日ウィンターレコードコンサートは、美音倶楽部の特別公演ということで、
会員ではない皆さまにも、レコードの音色をお楽しみいただける催しです(^0^)!



「冬の夜に聴くのにぴったりな1枚」

というテーマで、会員の方々には、
定番クリスマスソングや、心が温かくなるような楽曲を選んでいただいています。









私は残念ながらレコードを聴いたことがない世代なので、
美音倶楽部に参加し、初めてレコードの音を聴きました。
とても優しくて、どこか懐かしくて、聴いていてほっとする音色ですよね(・ω・)


レコード世代の方々にはもちろん、
レコードを知らない、若い方々にもぜひお越しいただきたい公演です!






空気がぴんと張りつめたような寒い冬の夜、
サンハート音楽ホールの響きの中で、レコードの優しい音色に包まれてみませんか?



以下、詳細です♪


 
 
 
サンハート美音倶楽部
Winter Record Concert(ウィンターレコードコンサート)


2013年 12月 20日 (金)
18:00開場 / 18:30開演

サンハート音楽ホール

全席自由 ¥500(未就学児入場不可)  ※友の会割引はございません

プログラム:
*ムーン・リバー(映画「ティファニーで朝食を」より)/H.マンシーニ
*オー・ホーリー・ナイト/A.アダム
*マリア(ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」より)/L.バーンスタイン
*花のワルツ(「くるみ割り人形」より)/P.チャイコフスキー   ほか





ぜひ足をお運びください( ^▽^)/☆












サンハートスタッフ
みゆみゆ






 

2013年11月11日月曜日

シャンシャンシャンシャン...



シャンシャンシャンシャン......





メリーっクリスマーっス\(^0^)/!!












はい、気が早いですよね、みゆみゆです。







1ヶ月以上もフライングして叫んでしまいましたのは、
本日、クリスマスツリーの飾り付けをしたからなのです♪



やっぱりいくつになっても
クリスマスの飾り付けは楽しいですね(^_^)♪


キラキラしたものをたくさん見ていると、なんとなく気持ちがあったかくなります。



メインのツリー以外にも、

あさひ君がどーんと飾られたミニツリーや、






雪だるまルンバ(名前の由来は不明)と愉快な仲間たちや、








あんなのやこんなのなど、




サンハートのスタッフたちが
童心に戻っていろんな飾り付けを致しました!




写真よりも実物の方がきれいなので、
もしよろしければ見にいらしてくださいね(^_^)/♪










サンハートスタッフ
みゆみゆ



 

2013年11月7日木曜日

ロビーコンサートVol.11



こんにちは、サンハートスタッフのみゆみゆです(^^)



深まる芸術の秋、、
みなさまいかがお過ごしですか?

私は食欲の秋ばかり先行してしまい、
着々と冬への蓄えを進めてしまっている今日この頃です…








さて!
先日 11月6日(水)は、サンハートの人気企画「サンハート ロビーコンサート」の
11回目の公演がありました!!


ご出演いただいたのは、8月の「第2回サンハート アンサンブル・オーディション」
重唱部門で優秀賞を受賞された声楽アンサンブル、
「Multiverse Ensemble(マルチバース アンサンブル)」です♪




マルチバース アンサンブルは、

田川 聡美さん(Sop)
衣笠 千恵子さん(Sop)
間島 千華子さん(Alt)
堀江 真鯉男さん(Ten)
中村 拓紀さん(Ten)
石井 琢さん(Bass)

の6名のメンバーで構成されていて、
皆さまそれぞれ、音楽やそれ以外の様々な活動でご活躍されています。

お1人お1人の実力が非常に高く、
6つの声が重なってハーモニーを作った時の響きの美しさと言ったらもう!!

もう!!!

天にも昇る心地よさでした(゜_゜)




今回、あえて耳馴染みのある曲はほとんど組み込まず、
クラシックの合唱曲を中心にプログラムを構成してくださったため、
普段あまり聴く機会のないジャンルの音楽にふれられる、大変貴重な経験ができました。




とにかく美しく、時に不思議な響きの音楽に誘われ、
今回もたくさんのお客様にご来場いただきました♪




また、途中のMCでは、
作曲者の人柄や、当時の時代背景などを盛り込みつつ
分りやすくて楽しい曲目解説を挟んでいただき、

お客さまにもより一層お楽しみいただけたのではないかと思います(^^)




終演後、「なんであんな声が出せるんだ!」とたまげていた
当館館長も一緒に、メンバーのみなさんとお写真を撮らせていただきました♪





とにかく皆さん仲がよく、
私たちスタッフもとても楽しい時間を過ごさせていただきました(o^^o)


マルチバース アンサンブルの皆さん、
本当にありがとうございました!!







さてさて、
次回のロビーコンサートは、1月16日(木)。

マルチバース アンサンブルと同様、8月のアンサンブル・オーディションで
優秀賞を受賞されましたピアノデュオ「林直樹&小島雄介 DUO Project」です♪

現役音大生というフレッシュな2人組の演奏を、ぜひ聴きにいらしてくださいね(^^)








サンハートスタッフ
みゆみゆ


 

2013年10月20日日曜日

にしもとりえ えほんコンサート♪


こんにちは、サンハートスタッフのみゆみゆです(^^)




ブログの更新が遅くなってしまいましたが、10月14日(月・祝)、
以前も書かせていただいた、親子向けのコンサート
「親子で楽しむ音楽会2013 にしもとりえ えほんコンサート」を開催致しました!



0歳~2歳向けの11時公演、3歳~5歳向けの13時公演ともに
たくさんのお客さまにご来場いただき、音楽と絵本をお楽しみいただくことができました♪





コンサート前半は、
「動物たちの素敵な音楽」、「ピアノの名曲を聴いてみよう」をテーマに、
西本梨江さんによるピアノの演奏をお聴きいただきました!
プロのピアニストの生の演奏に、子供たちもうっとりした様子で、
みんな西本さんに夢中になっていました(*^^)


ただ演奏を聴くだけでなく、一緒に歌を歌ったり、
おもちゃの打楽器を配布し、曲に合わせて楽器を鳴らしてもらったりと、
子供たちも参加し、会場のみんなで音楽を作ってもらいました(^▽^)








そして後半は、絵本コンサートです。

塚本拓美さんによる、子供向けの絵本の朗読に、
ピアノで効果音や音楽を合わせることによって
子供たちがより集中でき、お話に興味を持ってもらえたのではないかと思います*



また、心温まる絵本の内容に、お父さま、お母さま方からも
感動の声が寄せられました(・v・)

「親子で楽しむ音楽会」のタイトル通り、
大人にも子供にも楽しんでいただけたようで嬉しく思っております♪





通常のコンサートは「未就学児入場不可」というものが多く、
小さなお子様や、そのお父さま、お母さまはなかなかコンサートを楽しむ機会が
限られてしまうのではないでしょうか??


そんなご家族のみなさまに、生の音楽を楽しんでいただくため、
子供が泣いても立ち上がっても大丈夫な親子向けのコンサートを、
今後も開催していきたいと思っております☆





温かい朗読を聞かせて下さった塚本さん、
素敵な演奏で会場を魅了してくださった西本さん、
そして演奏会に来て下さった、元気なちびっこたちと
そのお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん!

本当にありがとうございました\(^▽^)/






サンハートスタッフ
みゆみゆ










 

2013年10月6日日曜日

JAZZ!Day!



こんにちは、サンハートスタッフのみゆみゆです(^^)!



本日は素敵な秋晴れに恵まれておりましたが、
ここ数日は、台風がひょいっと顔を覗かせたり、
気温の上がり下がりが激しかったりと、きまぐれなお天気が続いていますね(´・ω・)





お天気の憂鬱を吹っ飛ばせ!
ということで、先日10月5日(土)、ジャズだらけなサンハートの1日をお伝えします!






まずは前回のブログでもご紹介させていただきました、
「駅deライブVol.5 JAZZ」についてです(^_^)



二俣川駅の構内、改札を出た真正面にどーんと設置された会場で、
13時からと15時からの2回、ジャズバンド「BIEN WHO?」さんによる演奏をお送りしました♪






外の冷たい雨を忘れさせてくれるような、陽気で軽快な音楽から、
心に沁み渡るような、しっとりした大人の音楽まで、
耳に心地よいジャズの演奏で、いらっしゃったお客さまを魅了していました!







13時からの1stステージと15時からの2ndステージで
プログラムをがらっと変えてくださったのですが、
どの曲も本当にかっこよくて、ザ・ジャズ!といった感じでしたっo(゜▽゜)o


1sステージ、2ndステージ合わせて200名以上の方にお集まりいただき、
大変ご好評をいただきました!


素晴らしくわくわくした時間を過ごさせていただきました♪


BIEN WHO?の皆さん、
ありがとうございました!!!











つづいて
「サンハート・ジャズ・アンサンブル」についてです♪



サンハート・ジャズ・アンサンブルは、
ジャズの演奏をしてみたい!という楽器経験者を対象に、
プロミュージシャンによる指導のもとアンサンブルを作っていき、
最終的に来年の3月、練習の成果を発揮するためのライブに出演していただく企画です。

今回はご応募いただいた14名の方々にご参加いただきます!



昨日は練習の第1回目。
ご指導いただいたのは、サックス奏者の山田拓児先生です。


山田先生のご挨拶や参加者の方々の自己紹介などで緊張をほぐした後、
簡単にではありますが、短く分り易く、
先生からジャズの歴史やポイントについて説明していただきました。




参加者の皆さまにはもちろん、私達スタッフにも大変勉強になるお話をしていただきました。
(スタッフ一同、メモをとりながら真剣に聞かせていただきました。)






その後はさっそく、それぞれ担当する楽器を持ち寄り、
渡された譜面を見ながら軽いセッションが始りました。





何年も楽器を吹いていませんという方が半数ほどだったにも関わらず、
皆さんなかなか息が合っていて、先生からも「いいじゃないですか!」との声が(^^)*



もちろんジャズ独特のリズムの難しさもあり、一筋縄にとはいきませんが、
半年後はどれほどかっこいい演奏をしていただけるのか、今から楽しみです!



ジャズアンサンブルの練習、クリニックの様子は、
定期的にブログでもご報告させていただきます♪



以上、
とってもジャズジャズしていたサンハートの1日を
レポートさせていただきました(^0^)!





サンハートスタッフ
みゆみゆ














 

2013年9月29日日曜日

芸術の秋@サンハート




こんにちは
サンハートスタッフのみゆみゆです(^^)



先日の「オペラ&オペレッタ・ガラ・コンサート」、
たくさんのお客様にお越しいただきました♪

ご来場いただいたみなさま、ありがとうございましたっ!!




ですがまだまだ
サンハートの芸術の秋は終わりませんよo(゜▽゜)o!



秋も深まる今日この頃、
サンハート主催の10月のイベントについてご紹介いたします♪






まずは10月5日(土)!もうすぐ!


二俣川駅改札前にて、駅コンサートを行いますo(゜▽゜)o!


毎回ご好評いただいている「駅deライブ」シリーズ、
第5回目となる今回のテーマは、ジャズです。




「JAZZ」です(少し発音よく。)





演奏していただくのは、この夏「旭ジャズまつり」にもご出演されていました
「BIEN WHO?(ビエン フウ)」さん。

スタンダードなジャズの曲にオリジナリティ溢れるアレンジを加え、
人気を博しているバンドです!



サックス、トロンボーン、ギター、ピアノ、ベース、ドラム、パーカッションという豪華な編成に、
しっとりと響く女性ヴォーカルが加わり、深まる秋にピッタリな音楽をお届けします♪


駅構内での演奏なので、お席は限られてしまいますが。。。

皆さまどうぞ足をお運びください!

詳細はこちら!→http://sunheart-eventguide.blogspot.jp/2013/08/de-vol5.html




続いてご紹介しますのは、

10月14日(月・祝)
「親子で楽しむ音楽会2013 にしもとりえ えほんコンサート」です(^^)



「親子で楽しむ」の名の通り、
普段なかなか演奏会に参加できない、小さいお子様と
そのご家族に向けたコンサートです♪

11時からと13時からの2回公演で、
11時からは0歳~2歳くらいのお子様向け、13時からは3歳~5歳くらいの
お子様向けとなっております☆



どちらも、ピアニストの西本梨江さんによる
ピアノ演奏と、

塚本拓美さんによる絵本の朗読の2本立てで、

音楽とおはなしの両方をお楽しみいただけます(^▽^)


ぜひご家族みんなで
サンハートにお越しください♪


詳細はこちら!→http://sunheart-eventguide.blogspot.jp/2013/08/blog-post.html


それでは皆さま、
芸術にスポーツに食べ物に!!

素敵な秋をお過ごしください~( ・▽・)ノ







サンハートスタッフ
みゆみゆ






 

2013年9月20日金曜日

華麗なるオペラの世界 ~3分で分かる!「こうもり」~



こんにちは、
サンハートスタッフのみゆみゆです(^^)



ほとんど私の趣味で楽しく書かせていただきました「3分で分かるオペラシリーズ」
今回で最後となります!お付き合いいただいたみなさま、ありがとうございました!



最後にご紹介させていただく作品は、
ヨハン・シュトラウス2世作曲のオペレッタ《こうもり》です♪


前回までの演目、
《カルメン》、《蝶々夫人》、《トゥーランドット》は「オペラ」でしたが、
《こうもり》は「オペレッタ」といわれる作品です。


日本語にすると、
「オペラ」は『歌劇』、「オペレッタ」は『喜歌劇』となり、
文字通り、オペラよりも笑いの要素が強いもののことを指すんですよ(^▽^)



つまり、やっと誰も死なない作品を
ご紹介できるわけです!!!(喜)



それではあらすじをご紹介します♪




♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪


舞台は19世紀後半のオーストリア。
華やかな貴族たちの世界のお話です。




銀行家で、男爵の地位についているアイゼンシュタインは、
役人を殴ってしまった罪で、数日間の禁固刑が決まっていました。


これも弁護士の腕が悪いせいだと憤慨するアイゼンシュタインに、
知人のファルケ博士が舞踏会の誘いにやってきます。

「牢屋に入る前に、可愛い女の子がたくさん集まる舞踏会でぱーっとやろう」
というファルケの誘いに喜ぶアイゼンシュタイン。
妻のロザリンデには刑務所に行くといいながら、おしゃれをして出かけます。


何かおかしいわと思うロザリンデに、小間使いのアデーレが、今夜は暇が欲しいと言ってきました。
実はアデーレも、姉から、同じ舞踏会への誘いを受けていたのです。




アデーレに暇を与えたロザリンデが家に招き入れたのは、
元恋人で、今もなおロザリンデに想いを寄せているアルフレードでした。

夫がいるものの、まんざらではなかったロザリンデは、
アルフレードと夫婦の真似事をしながら食事を楽しみます。



そこへ刑務所長のフランクが、アイゼンシュタインを連行しにやってきます。
浮気がばれるとまずいと思ったロザリンデは、アルフレードを夫に仕立て上げ、
アルフレード本人もそれを承諾し、連行されてしまうのでした。。。









一方、舞踏会の会場であるオルロフスキー公爵邸には、
フランス人の侯爵に扮したアイゼンシュタイン、

ロザリンデのドレスを身にまとい、女優オルガを名乗るアデーレ、

更には、
フランス人に変装したフランクと、

仮面をかぶってハンガリーの伯爵夫人を名乗るロザリンデもやってきました。






さてさて、この奇妙なパーティー、実は裏で糸を引いている人物が。。。



ファルケ博士は、3年前にアイゼンシュタインと参加した仮面舞踏会で、
こうもりの仮装をしたまま酔っぱらってしまい、森に置き去りにされたあげく、
翌日日が高くなってから帰宅したため、近所の子どもたちから「こうもり博士」
と馬鹿にされた経験をしていました。

今宵彼は、その時の復讐をアイゼンシュタインに果たすべく、
こうして皆をパーティーに呼び出したのです。


オルロフスキーがつまらなそうに、
「なんだか退屈だな。。何か面白いことはないものか。」と呟くと、ファルケはこう答えました。


「ご心配なく。今夜は”こうもりの復讐”という余興をご用意してありますから!」








そんなこととはつゆ知らず、盛り上がる舞踏会。

アイゼンシュタインは、紹介された女優オルガを見て、
「うちの小間使いにそっくりだ」とこぼします。


オルガこと、小間使いのアデーレは、なんて失礼なことをいうのかしらと、
アイゼンシュタインを小馬鹿にしながら、
「侯爵さま、何をおっしゃるの?こんなに細い指で、美しい足をしていて、
優雅で気品のある小間使いがどこにいるのかしら?あぁ、おかしい!」
と、「私の侯爵さま」を高らかに歌い上げるのでした。



次にアイゼンシュタインが目をとめたのは、仮面をつけた
美しいハンガリーの伯爵夫人。

そう、彼自身の妻、ロザリンデです。



アイゼンシュタインに口説かれたロザリンデは、
浮気の証拠を得るため、伯爵夫人の演技を続け、
愛の証にと、彼の懐中時計を手に入れたのでした。



夜も更けた頃、舞踏会が終わると、
別人の仮面を被った登場人物たちは、それぞれ本当の自分に戻ってゆきます。






アイゼンシュタインが刑務所に行くと、
自分が入るはずの牢屋には別の男が既に入っており、
どうやら妻は自分がいない間にこの男と会っていたらしいと感づきます。

様子を窺うため、弁護士の変装をしていると、やはりロザリンデが駆け込んできて、
その男はアイゼンシュタインではないので釈放してほしいと訴えてきました。



怒ったアイゼンシュタインは変装を解き、
妻の浮気を責めますが、ロザリンデから昨夜の懐中時計を見せられ、
何も言えなくなってしまうのでした。





ここで仕掛け人が登場します。
(現代版だったら「どっきり大成功」パネルを手にしてそうですよね。)




ファルケ博士は皆の前で、
昨夜のパーティーはアイゼンシュタインに一杯食わせるために、
自分が仕組んだものだった

これこそ、喜劇”こうもりの復讐”です。

と告げました。



妻の浮気も芝居だったのかと安心するアイゼンシュタイン、
「ほんとは少し違うけど。。」と苦笑いのアルフレードとロザリンデ、

そして、自分は小間使いだが、女優になるためにパトロンになってほしいと
オルロフスキーに頼み込んだアデーレと、それを了承したオルロフスキー。

一同は、
「舞踏会での出来事は、すべてシャンパンの泡のせい。
シャンパンが少しだけ、悪酔いさせたんだ。」
と歌い、

華やかで明るい雰囲気のまま幕は閉じます。



♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪



「ワルツ王」と呼ばれたシュトラウスの作品の中でも、特に人気の高い《こうもり》は
優雅で華やかな序曲から始まり、

ソリストたちの素晴らしい歌声を聴かせる、幅広い種類の音楽が満載ですo(゜▽゜)o!



アデーレの「私の侯爵さま」の他にも、

オルロフスキー公爵が舞踏会で皆に歌う、「私はお客を呼ぶのが好き」、
アイゼンシュタインが変装した妻を口説く時の「あの優雅な物腰」、
ロザリンデがハンガリー人を演じるために母国の歌として歌う「チャルダッシュ」、
などなど。。。


耳に心地よい音楽ばかりで、美しくはじけるシャンパンの泡のように、
楽しくてほろ酔いな気分にさせてくれる作品です♪



やんちゃな小間使いアデーレの、
明るくて少しコミカルな歌声を聴きに、
ぜひぜひ、オペラ&オペレッタ ガラ・コンサートにお越しくださいね♪



皆さまのご来場、
心よりお待ちしております\(^0^)/



「オペラ&オペレッタ ガラ・コンサート」
詳しくはこちら!→ http://sunheart-eventguide.blogspot.jp/2013/05/blog-post.html



サンハートスタッフ
みゆみゆ








 

2013年9月18日水曜日

華麗なるオペラの世界 ~3分で分かる!「トゥーランドット」~




こんにちは!
サンハートスタッフのみゆみゆです(^^)




前回、前々回に引き続き、9月23日(月・祝)のオペラ&オペレッタガラコンサート
第2部に演奏される曲目に関連するオペラをご紹介したいと思います♪


第3弾は、オペラ《トゥーランドット》です。


2006年、荒川静香選手がオリンピックで使用したことで大変有名になったこのオペラ。

作曲者は前回の《蝶々夫人》と同じく、ジャコモ・プッチーニです。
しかし残念なことにプッチーニは、このオペラを作曲中に体調を崩し、
最後まで書き終えないまま、作品よりも一足早くその人生の幕を閉じてしまいました。

プッチーニ亡きあとは弟子のフランコ・アルファーノが作曲を引継ぎ、
現在私たちが知っているトゥーランドットが完成したのです。




♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪




舞台は、いつとも知れない中国・北京。

その国の姫、トゥーランドットは、この世のものとは思えない美貌の持ち主であり、
同時に氷のような冷え切った心の持ち主でした。


姫は自分に求婚してきた男性に3つの謎を出し、
それを解くことができた者を自分の夫にする、
しかし、答えることができなかった者には、死刑を処するという掟を出していました。


今日もまた、謎解きに答えられなかったペルシャの王子が処刑されるとのこと。。
宮殿の前には、処刑の様子を一目見ようと大勢の民衆が集まっています。



人ごみの中で、1人の盲目の老人が倒れます。
実はこの老人は、召使のリューという娘と共に放浪している
国を追われたダッタン国の元国王、ティムールであり、
更に、倒れたティムールに手を貸したのは、生き別れになった彼の息子、カラフでした。

偶然の再会に、カラフに秘かに恋心を抱いていたリューを含めた3人は喜びます。



その時、宮殿からトゥーランドット姫と大臣たちが現れ、民たちに処刑の開始を告げました。


処刑場に連れてこられたペルシャの王子をあわれに思い、
民衆たちは姫に情けを乞いますが、
トゥーランドットは無言でそれを却下し、刑を実行させました。





憐みの心を持たない、しかし絶世の美しさを持ち合わせる姫の姿を見たカラフは、
一瞬で恋に落ちてしまいました。


「私は彼女に結婚を申し込むため、彼女の謎解きを受けたい!」



命を無駄にするのはやめろと、
ティムールと、リューが引き止めますが、カラフは自分の勝利を信じ、
求婚を申し込むための銅鑼を鳴らしてしまうのでした。






謎解きの儀式の準備が整うと、トーゥランドット姫と、その父である皇帝アルトゥーム、
そして挑戦者のカラフが現れます。

トゥーランドットは、自分が次々と男を処刑することについて、
「かつてこの国の高貴なロウ・リン姫は、異国から来た男に騙されひどい目にあわされた。
私がこのような行為を行うのは、世の男たちに彼女の復讐をするためだ。」
と語ります。



いよいよ問題が出される時。

第1問、「毎夜生まれて、明け方に消えるものは?」――「それは希望」

カラフは最初の問いに正解しました。

第2問、「炎のように赤くて熱いが、火ではないものは?」――「それは血潮」

これにも答えます。
そして最後の問い

第3問、「氷のごとく冷たいが、火をつけるものは?」――「それは…トゥーランドット!!」










ピンポンピンポーン!!!
(という音は鳴らなかったと思いますが)




カラフは見事、トゥーランドットの出した3つの問いに答えたのでした。

これで姫と結婚できる…!
カラフが思ったのもつかの間。トゥーランドットは結婚を渋ります。


「誓約というのは神聖なものだ。自分が言い出したことは守らなければならない。」
という父アルトゥームの言葉にも耳を貸さない姫に、カラフはチャンスを与えます。


「それではこういうのはどうだろう?あなたはまだ私の名を知らない。
この国にも、私の名を知る者はいないが、夜明けまでにあなたが私の名を知ることができたら、
あなたの望み通り、私は処刑されよう」

カラフとの結婚を避けたい姫は、この条件を受け入れ、
あの異邦人の名前が分らなかった場合、国民全員を死刑にするとまで宣言しました。





「あの男の名が分かるまで、誰も寝てはならぬ!」
姫の命令を国民に通達する役人の叫び声が響く中、自信の勝利を確信していたカラフは、
あの名曲、「誰も寝てはならぬ」を歌います。

姫に対する愛と、勝利への自信に充ちた、大変壮大な曲ですよね!





そんな中、昼にカラフと話していたという理由で、
ティムールとリューが拘束されてしまいます。


ティムールをかばい、自分だけがあの男の名を知っていると言い張ったリューは
ひどい拷問にあいますが、決して口を割ろうとはしませんでした。

そして、トゥーランドットに向かい、あの方の愛に触れればあなたの氷の心も
きっと溶けるでしょうと告げると、近くにいた兵士の短刀で自らの命を絶ったのでした。




その場にいた誰もが、リューの尊い死を嘆き、悲しみ、
そしてトゥーランドットもまた、自分の心の変化を感じていました。


トゥーランドットの氷の心が溶けかかっているのを感じたカラフは、
彼女を強く抱きしめ、口づけをし、自ら名前を名乗ります。



その瞬間トゥーランドットは愛の尊さに気づき、
国民の前に姿を現すと、
「この者の名前が分かった!それは愛!!」
と叫びました。




国民たちは、トゥーランドットが真実の愛を知ったことに歓喜し、
喜びの合唱と共に幕は閉じます。




♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪



この作品には「トゥーランドット」と「リュー」という
対極の位置にある2人の女性が登場しますね。

トゥーランドットが氷ならリューは炎とでもいいますか、
この2人は、歌うアリアも対照的です。

ちなみにプッチーニはリューのような女性が好みだったそうですよ!
(プッチーニに限らず世の中の男性はそうかもしれませんが…)



しかし何と言ってもこの作品で聴きどころのアリアといえば
カラフが歌う「誰も寝てはならぬ」ですよね!


迫力ある歌声を美しい旋律に乗せて歌われるこの曲は、
まさに圧巻です!


サンハートのガラ・コンサートでも
演奏されますので、ぜひ足をお運びください(^^)!








2013年9月4日水曜日

華麗なるオペラの世界 ~3分で分かる!「蝶々夫人」~



こんにちは、
サンハートスタッフのみゆみゆです(^^)




前回は「カルメン」という、自由を愛し、
情熱的で魅惑的な女性が主人公のオペラについて書かせていただきました!


今回はカルメンとは打って変わって、
とても純粋で一途な、大和撫子が主役のオペラをご紹介します♪
(毎回カルメンのような女性ばかりじゃハラハラしちゃいますよね)




♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪




第2回目のテーマは、ジャコモ・プッチーニ作曲《蝶々夫人》です!


言わずと知れた、日本を題材にしたこのオペラ。
カルメンと同様、作曲者は舞台となった国を訪れたことがなく、プッチーニは当時、
日本大使館の方に頻繁にお話を聞きに行ったり、日本の音楽を研究したりと、
あらゆる勉強をしたそうですよ(゜0゜)





舞台は1895年頃の日本・長崎。

アメリカ海軍士官のピンカートンが、日本人の結婚仲介人、ゴローの斡旋により
蝶々さんという女性を現地妻として迎えます。

「恋なんて所詮ひと時のもの。異国の地でも、その一瞬を楽しむのがアメリカ男だぜ♪」

なんてことを言うピンカートンを、アメリカ領事のシャープレスが「いつか悔いることになるぞ」と
咎めますが、当の本人はまったく気にしていない様子。。



そんなやり取りをしていると、蝶々さんが親族と共にやってきます。



蝶々さんはピンカートンに、自分の父は武士だったものの、家は没落し、
自分は芸者に身を落としてしまったこと、しかしあなたというお方に選ばれ、
大変幸せ者だということ、さらにピンカートンの信ずるものを自分もともにしたいので、
キリスト教へ改宗したということを伝えます。

そして「これは父が切腹に使ったもの。『恥に生きるより、名誉を持って死すべき』というのが、武士であった父の教えでした。」と、持ってきた短刀を見せます。。




結婚の儀式が終わりを迎えたころ、蝶々さんの叔父である僧侶のボンゾが、
その場に乗り込み、彼女の改宗に激昂しました。

他の親族たちもそれを聞き、なんて罰当たりなんだ、
もう縁切りだと、蝶々さんのもとを去っていきます。





嘆き悲しむ蝶々さんを優しくなぐさめたのは夫のピンカートン。
もう蝶々さんが頼りにできるのは、彼だけでした。








2人が結ばれてから3年後――
結婚してすぐに日本での任務を終え、アメリカに帰ってしまったピンカートンを
蝶々さんは毎日待ち続けています。


「旦那さま、もう帰ってこない気なんじゃないですか?」
健気すぎる彼女を見かねて、女中のスズキは言います。


「いいえ、あの人は帰ってくるわ。ある晴れた日に、きっと帰ってくる。」
ここで歌われるのが、このオペラの代名詞とも言える名曲「ある晴れた日に」です。

この曲、スズキに向けて歌っているように見えて、
同時に蝶々さんが自分自身に言い聞かせているんですよね。せつない(;_;)。。。



そんな折、シャープレスが、ピンカートンから蝶々さんへの手紙を持って現れます。
ピンカートンは本国でアメリカ人の女性と結婚し、蝶々さんの元へ帰ることはない、
という内容の手紙を読んで聞かせなければいけないのですが、
彼からの手紙に無邪気に喜ぶ蝶々さんの姿を見ると、言い出すことはできません。


ゴローから紹介された、ヤマドリ公という金持ちからの求婚にも
一切取り合わない蝶々さん。

シャープレスは、もし夫が帰ってこなければどうするつもりかと問います。


「その時は芸者に戻るか死ぬかしか道はありません。
 しかし、芸者に戻り、我が子の恥になるよりだったら、私は死を選ぶでしょう。」

実は蝶々さんとピンカートンの間には、3歳になる子どもがいたのです。。





シャープレスがえも言われぬ気持ちで蝶々さんのもとを去って行った時、
海から、アメリカの軍艦が入港する合図の砲声が鳴り響きました。
ピンカートンの乗る軍艦を確認した蝶々さんは喜びます。



部屋中に庭の花を敷き詰め、子どもに盛装をさせ、
ピンカートンの帰りを今か今かと待ちわびる蝶々さん。
しかし一晩たっても、夫が帰ってくることはありませんでした。






寝ずに夫を待ち続け憔悴しきった蝶々さんに、女中のスズキは休むようにと伝えます。

程なくして、現在の妻であるケイトと共に現れたピンカートンは、
スズキから蝶々さんの様子を聞き、後悔の念に駆られ、
いたたまれなくなってその場を去っていきました。



ピンカートンに会えると思い皆の前に現れた蝶々さんは、
目の前の状況とアメリカ人女性を見て、すべてを悟った上で、礼儀正しくケイトに挨拶をしました。


「子どもを渡してくれれば、ピンカートン夫妻が大切に養育してくれるそうだ」
というシャープレスの言葉に、絶望を感じながらも了承する蝶々さん。


しばらく一人になりたいと部屋にこもり、
父の形見である短刀を取り出します。




何も分からず駆け込んできた我が子を強く抱きしめると、
目隠しをさせ、アメリカの国旗を持たせました。

そして父の教え通り、自らの喉に短刀を向けたのでした。





ピンカートンとシャープレスが駆けつけた時すでに遅く、
名誉のために命を絶った女性の物語は幕を閉じます。





♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪



「ある晴れた日に、海から一筋の煙が見えて、
 あの人の船が港に着くわ。

 そして丘を登ってこちらにやってきて、遠くから
 『蝶々さん』と私を呼ぶの」



蝶々夫人の最も有名で美しく、そして悲しいアリア
「ある晴れた日に」の歌詞の一部です。


愛する夫のことを信じることしかできない蝶々さんの空想が歌われています。

希望に満ちた歌詞であるだけに、せつなくなってしまいますよね(. . )…



この曲も9月23日のガラ・コンサートで取り上げられます!


オペラのシーンを思い浮かべながら、蝶々夫人の世界観に浸ってみてくださいね!





サンハートスタッフ
みゆみゆ




2013年9月1日日曜日

華麗なるオペラの世界 ~3分で分かる!「カルメン」~



こんにちは
サンハートスタッフのみゆみゆです(^^)



以前ブログでご紹介させていただいた、
サンハート主催の「オペラ&オペレッタ ガラ・コンサート」。
今回からはそれに関連して、
このコンサートで演奏される曲目が使用されているオペラについて
書かせていただこうと思います!!


題して「3分で分かるオペラシリーズ」!!



この上ないほど豪華で華やかな世界観、
そして、体全体が震えるような名曲の数々によって、
時には笑いを、時には感動を私たちに提供してくれるオペラですが、
日本ではまだまだお高いイメージが根付いている様子、、、
身近なものに感じられない方も多いのではないでしょうか(> <)



このシリーズでは、ガラ・コンサートの際、皆さまに
曲に込められた感情をより感じていただき、作品の世界をより味わっていただきたいと思い、

題材となっているオペラのストーリーを、さっくりとですがご紹介させていただきます☆




♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪


第1回目はジョルジュ・ビゼー作曲《カルメン》です。

この作品の舞台は1820年ころのスペイン、セヴィリャ。
しかしフランス人の作曲家ビゼーは、一度もスペインを訪れたことはなかったそうです。
文献などを参考に「スペインってこんな感じかな?」なんて考えながら作曲したのでしょうか?

ちなみに言語もフランス語ですよ(^^)



その町のタバコ工場には、大変魅惑的な「カルメン」というジプシーの女性が働いていました。

町の男性も衛兵たちも、みんなカルメンに夢中です。

しかし1人だけカルメンに振り向かない男性が…。衛兵の1人、ドン・ホセです。
実はホセには、故郷にミカエラという若い婚約者がいるのです。


男たちに囲まれながら

「恋は野の鳥のように自由で気まぐれなもの、ルールなんて知らないわ。
もしあたしに惚れられたら用心してね。」と歌うカルメン。

(これが今回のガラ・コンサートでも歌われる、あの有名な「ハバネラ」ですね!)


自分の胸に飾ってあったバラの花を、1人だけ自分に目をくれないホセに投げつけたのでした。




女工たちが仕事に戻った後、カルメンは同僚の1人ともめ事を起こし、
彼女に暴力をふるってしまいます。

すぐさまホセと彼の上官が駆けつけ、カルメンは捕らえられてしまいました。

しかしカルメンにまったく動揺は見られません。
それどころかホセを「セビリャの砦の近くの酒場へ一緒に行きましょうよ。」などと誘惑し、
縄を緩めさせ、あっさり逃亡してしまうのでした。



カルメンを逃がした罪により、短期ながらも牢屋に入れられてしまったホセですが、
すっかりカルメンの魅力のとりこになってしまい、日に日に彼女への想いを募らせていきます。



1か月後、パスティアの酒場では、カルメンと、彼女の仲間たちである密輸グループ、
そして村人や衛兵たちが、音楽に合わせて陽気に盛り上がっています。
そこに、偉大な闘牛士のエスカミーリョも、彼をほめたたえる大衆たちと共に加わります。
(エスカミーリョが歌う「闘牛士の歌」も、とても有名で男らしく、かっこいい曲ですよね!)



酒場の盛り上がりが一段落し、皆が帰った頃、カルメンの前に現れたのは釈放されたホセでした。

彼女からもらった花を片手に、
「お前が投げたこの花の香りに、牢の中でも酔いしれていた。私の心はすっかりお前のとりこだ!」
と歌うホセ。(「花の歌」)
彼のことが気がかりだったカルメンも喜びます。

兵笛を聞き、もう帰らなければというホセに対しカルメンは、
「私のことを愛しているなら兵隊を辞めて、一緒に来てよ」などといい、彼を困惑させます。。




数日後、そこには密輸グループに混ざって犯罪を働かんとするホセの姿が…
どうしてもカルメンの魅力には勝てなかったようですね。

しかし元衛兵であるホセにとって、完全に犯罪者の道を歩むのは無理な話。
仲間たちに馴染めずにいるホセにカルメンは、
「つまらない男!」とでもいうように、だんだんと愛想をつかしてゆきます。



そんな中彼らの前に、
ホセの婚約者であるミカエラと、カルメンの魅力に惹きつけられたエスカミーリョが現れました。


カルメンへの愛を語るエスカミーリョに怒り狂うホセですが、
「お母様が危篤です。一緒に故郷に帰りましょう。」とミカエラに言われてしまえば、
愛する母のため、帰らないわけにはいきません。

「絶対に戻ってくるからな!」

ホセは後ろ髪をひかれる思いで、カルメンのもとを後にします。。





そしてさらに数か月後――
カルメンが新恋人のエスカミーリョを応援しようと闘牛場へ来ると、
ホセが待ち伏せしています。
もう一度やり直してくれと懇願するホセをカルメンは一蹴。。

「あなたが私の気持ちを取り戻すことはないわ。気に食わないなら殺せばいいじゃない。
自由に生きられないなら、死んだ方がマシよ!」

(…なんてたくましい女性なんでしょう。)



カルメンは、逆上したホセに胸を刺され、
愛するエスカミーリョが活躍する闘牛場の前で命を落とします。



「なんてことだ!カルメン!!俺がやったんだ!誰か、俺を捕らえてくれ!!」
彼女を抱き抱え、泣き叫ぶホセと共に、幕が下ります。



♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪



いやー激しいですカルメン。


「なんて悪い女なんだ!」と言われてしまえばそれまでですが、
誰よりも美しく、情熱的で気高く、そして自由を愛した彼女の姿は
女性から見ても大変魅力的に映るのではないでしょうか?


そんな彼女を象徴する名曲「ハバネラ」。

サンハートのガラ・コンサートでの演奏も、会場全体を魅了すること間違いなしです!


以上、ビゼー作曲によるオペラ《カルメン》のご紹介をさせていただきました( ^-^)ノ





みゆみゆ






2013年8月26日月曜日

オペラ&オペレッタ ガラ・コンサート


こんにちは(^^)
サンハートスタッフのみゆみゆです。



8月も終盤に差し掛かり、
ほんの少しずつですが、夏の終わりを感じさせる季節になってきましたね。

……早い、時間が流れるのが早すぎる…。




芸術の秋、音楽の秋!ということで、
9月には横浜市のアツ~い音楽イベント「横浜音まつり2013」が開催されます。
音楽のお祭りですよ!!!


音楽ジャンルの壁を取り除き、
ありとあらゆる種類の音楽を存分に楽しむことができるこの催しに、
私たちサンハートの公演も、連携イベントとして参加させていただいております!


今回サンハートが企画しているのは、
オペラとオペレッタのガラ・コンサートです(^_^)


第1部では、オペラ《ヘンゼルとグレーテル》のハイライトをお送りします。


皆さんご存知の、同名のグリム童話が原作のオペラで、
作曲したのはR.ワーグナーの弟子でもあるドイツの作曲家、
E.フンバーディングです。
ちなみに、台本を書いたのは作曲者の実の妹だそうで。。
兄妹が主人公のこのオペラ、制作したのも兄妹だったのですね(゜0゜)!


世界中で愛されているオペラ≪ヘンゼルとグレーテル≫ですが、特に
グリム兄弟とフンバーディングの故郷であるドイツでの人気は相当なものらしいですよ!

また、グリム童話が基になっていることから子供たちにも理解されやすいため、
クリスマスの定番オペラになっているそうです。


貧しくても明るく、ピンチの時に機転を利かせる仲良し兄妹や、
おかしの家で子供を招きよせる住む恐ろしい魔女など、

おなじみのキャラクターたちがどんな舞台を繰り広げてくれるのでしょうか!
私も今から楽しみです(^^)♪





第2部では、
ビゼー作曲《カルメン》より「ハバネラ」、プッチーニ作曲《蝶々夫人》より「ある晴れた日に」、
プッチーニ作曲《トゥーランドット》より「誰も寝てはならぬ」、ヨハン・シュトラウス作曲《こうもり》より「私の侯爵様」
などなど、大人気なオペラの有名な楽曲が満載!なんて豪華!!
オペラの華やかな世界観に浸りながら、優雅なひと時をお過ごしいただける内容になっています。






〇オペラ&オペレッタ・ガラ・コンサート〇

【日時】 2013年9月23日(月・祝)
      13:30開場/14:00開演

【会場】 サンハート ホール

【料金】 一般     前売:3,000円 (当日:3,500円)
        ペア券    前売:5,000円 (前売りのみ)
          高校生以下 前売:2,000円 (当日2,500円)

【出演】
  飯田 千夏(ソプラノ)、 弓田 真理子(ソプラノ)、
  星野 恵里(メゾソプラノ)、 君島 広昭(テノール)、 奥村 郁子(ピアノ)


【チケットの取り扱い・お問い合わせ】
 サンハート(窓口・電話 9時~21時)
 045-364-3810



皆さまのご来場、お待ちしております!









2013年8月21日水曜日

サンハートの夏はこんな感じでした♪

最近、朝夕は、幾分か猛暑も和らいできたような気がしますね!
とは言っても、まだまだ日中は油断できませんが・・・
みなさま、今年はどんな夏を過ごされましたか?
サンハートでは、夏真っ盛りの7月下旬から8月中旬にかけて
夏の三大企画を行いました!

<夏の三大企画!>
①夏休み子どもハンドベル/ホールのお仕事体験講座
②オープンデー
③第二回サンハート・アンサンブル・オーディション

今年は特にあつーい夏でしたが、それぞれ、ご来場の皆様には
思い思いにお楽しみいただけたかな?と思っています。

みゆみゆさんが、オープンデーについてはレポートしてくれたので、
ここでは他の二つのイベントについて書いてみたいと思います。
※オープンデーの様子はこちらから。


夏休み子供ハンドベル/ホールのお仕事体験講座
まずは毎年恒例のこのイベントから。
今年は子供ハンドベル講座に20名、ホールのお仕事体験講座に4名の
子供たちが参加してくれました!

ハンドベルという珍しい楽器に触れられるという事で、例年人気の企画です。
最初はみんな「どんな音が出るかな?」と緊張していましたが、
一週間かけて練習した成果を発表する発表会では、堂々と演奏していました!

















参加したお友達からは、
「ベルを鳴らす番になるとわくわくした!」
「発表会はドキドキして楽しかった」
「色々な音を出したり鳴らし方がいっぱいあるので、楽しかった」

などなど、たくさんの感想が寄せられました。
みんな、ハンドベルの魅力をたくさん見つけてくれて、ありがとう!

さて、その発表会で、照明や音響、また舞台進行などを担当したのが、
ホールのお仕事体験講座のお友達です。
こちらは、普段は見ることも入ることもできない舞台の「裏方」で
色々なお仕事を体験しました。

















↑マイクをONにするタイミングに備えて、集中しているところです。

他にも、曲に合わせて照明の色や模様を考えたり、
また、開演前のアナウンスをやってみたり、
全員が別の仕事を担当しながら、それぞれの持ち場で
同じ舞台を創り上げるという経験ができました。

サンハートのスタッフとしては、私たちの仕事である
「ホールのお仕事」に興味と感心をもって取り組んでくれている姿に、
とっても感動しましたよ♪
また来年会おうね!


第二回サンハート・アンサンブル・オーディション
こちらは、今年二年目となるクラシックアンサンブル専門のオーディションです。
昨年は器楽アンサンブルのオーディションでしたが、
今年は「ピアノ連弾」、「歌とピアノ」、「重唱」の三部門を開催しました。
現役の音大生から、すでに地域で活動をされている音楽家まで、
全15組のアンサンブルに出場頂くことができました。

このオーディションは、音楽家が地域で活動の場を広げられるように、
オーディションを通じて幅広い音楽活動を支援することを目的にしています。
例えば、入賞された組は、今後のサンハートでの主催事業での演奏や
地域へのアウトリーチ活動へ参加していただく予定です。
また、有名な演奏家や指導者を審査員にお迎えして審査しますが、
審査員には必ず講評を書いていただいています。
入賞されなくても、審査結果や他の方々の演奏、さらにこの講評を通じて
今後の音楽活動のステップアップにしていただきたいという願いもこめられています。
年に一度のオーディションですが、この企画をきっかけにして、
たくさんの音楽家がサンハートから羽ばたいていってくれることを願っています♪

今年は15組の出場者のうち、10組が本選に進み、4組が入賞、1組が入選となりました!
本選では、演奏だけでなく、MCも入れるというユニークなオーディションなので、
中には、「MCの方が緊張した!」という出場者もいましたね。
サンハートのロビーコンサートのような場面では、演奏だけでなく、
曲の解説等も含めたMCが大変喜ばれるので、このような設定になっているのです。

















↑入賞・入選された出場者の皆様と審査員の先生による記念撮影です。

結果については、こちらにアップしていますので、ご覧ください!
なお、入賞者は、今後のロビーコンサートに順次ご出演いただく予定になっていますので、
どうぞ、これからも引き続き応援してくださいね!

最後に、審査員長を務められた白石先生から、表彰式で総評として
以下のようなお話を頂きましたので、ここでも共有させていただきます。
  • 皆さん、とてもよく勉強されて演奏されていました。
  • これからは、「発見」という事をキーワードにして、さらにステップアップしてほしい。
  • 発見するには・・・練習だけでなく、人の音を聴くという事を大切に。アンサンブル演奏ではお互いの音を聴く事もとても重要ですし、また観客として他の人の演奏を聴く事も大切。録音ではなく、是非生演奏で聴いてほしい。
  • MCもよく工夫されていましたが、もう一歩深く入り込んでみても良いのでは?曲の解説にしても、いつどこでどういう経緯で作曲されたか、という事実だけでなく、「なぜこの曲が何百年も生き延びて今でも奏でられているのか?」という事をよく考えてみて。そこには何か意味があるはずではないですか?自分なりに考えた結果、「発見」した事を、演奏やトークを通じて表現し、伝えていくことが必要ではないか?と感じました。
以上、抜粋・要約ですので、白石先生のそのままの言葉ではありませんが、
是非今後の参考にされてみてください。

来年は「弦楽ピアノデュオ」、「管楽ピアノデュオ」、「室内楽」部門の
開催を予定しています。
サンハートで演奏したい!
ステップアップにチャレンジしたい!
という方、ぜひぜひご応募お待ちしております。
詳細は来年の2月から3月頃にはHPにアップする予定です。
たくさんのご応募をお待ちしております♪

2013年8月12日月曜日

怪談噺で暑さ対策!!


こんにちは
サンハートスタッフのみゆみゆです!



猛暑猛暑と言われておりますが、
本当に、ほんっとうに!暑い日が続いていますね(*_*)


皆さまはこの夏の暑さ対策、
どうされていますか?



海やプール、木陰が涼しい避暑地へのお出かけもいいですが。。。


ここはひとつ、怪談噺なんていかがでしょう?




サンハートでは9月7日(土)に
第49回あさひ亭まねき寄席「怪談噺の会」を開催いたします(^^)

ということで、今さらではありますが
今回は少しだけ落語について書かせていただきます♪




落語の歴史は古く、もとを辿れば戦国時代まで遡ります。
当時まだ「落語」という言葉はなかったものの、
その原型の小話を語っていたのは「おとぎ衆」という話上手な人々。

彼らは「はなし」のプロフェッショナルとして、
戦国武将たちに小話を聞かせ、時に話し相手になってストレスを発散させたり、
側近や参謀のような立場になった者もいたそうです。

あの豊臣秀吉も、おとぎ衆をたくさん従えていたそうですよ!



そして時は江戸時代、
安楽庵策伝(あんらくあんさくでん)という、話の大変上手なお坊さんが語った小話が、
「醒睡笑(せいすいしょう)」という1冊の本にまとめられました。


現在語られている落語の演目の多くは、
この醒睡笑がもとになっていると言われています。




この頃から落語は、「落ち」がある話、
「落とし噺」と呼ばれ、江戸で大流行します。



落語の原点でもある、人の笑いを取るための面白おかしい話から、

ほろりと涙を誘うような人情ばなし、 

お芝居を取り入れた芝居ばなしなど、
いろんな種類の落語が次々に生み出されました。


もちろん、今回のまねき寄席のテーマでもある
「怪談噺」もそのうちのひとつです(^_^)



四谷怪談や番町皿屋敷などなど、
日本人は背筋がぞっとするようなお話が大好きですよね!


きっと昔の人はエアコンも扇風機もない分、
そういった怖~い話で鳥肌をたたせ、暑さを紛らわせていたんじゃないでしょうか?





まだ暑さが残っているであろう9月の初めに、
江戸の人々の知恵にならって、怪談噺で涼しくなってみませんか(^^)?


ご出演していただくのは
柳家 蝠丸さんと桂 米福さん、そしてマジシャンのマジックジェミーさんです!







●第49回あさひ亭まねき寄席 「怪談噺の会」

【日時】 平成25年 9月7日(土)
      14:00開演(13:30開場)

【会場】 サンハート ホール

【チケット】
一般 : 前売り 2,000円(当日2,200円)
ペア券 : 前売り 3,500円(前売りのみ)
中学生以下 : 前売り1,000円(当日1,200円)



皆さまのご来場、
心よりお待ちしております☆




サンハートスタッフ
みゆみゆ






 




2013年8月10日土曜日

◇ロビーコンサートVol.10◇

こんにちは!
サンハートスタッフのかぴばらです。

去る7月22日(月)、ロビーコンサートVol.10が開催されました!
出演は、”サックスとピアノデュオ”須々木由子さん(サクソフォン)、富山里紗さん(ピアノ)。
お二人は、昨年の「第一回サンハート・アンサンブル・オーディション」で優秀賞を受賞されています♪


蒸し暑~いなかでしたが、計360名のお客様にお越しいただき、ロビコン至上最高の来場者数となりました(>_<) みなさま、誠にありがとうございました。





第1部では、”心に残るメロディーの数々”として、「ふるさと」「浜辺の歌」や、荒川静香選手がオリンピックで金メダルに輝いた際のエキシビジョンで使用した「ユー・レイズ・ミー・アップ」など、歌を中心にお届けしました。
実は、サクソフォンは極めて人の声に近いと言われています。情感豊かに歌い上げられたメロディーの数々、いかがでしたでしょうか?

そして、第2部。
「クラシカル・サクソフォンの魅力をたっぷりと」と題して、クラシックの名曲を演奏していただきましたが、何と言っても、ヴァイオリンの大曲、C.フランク「ヴァイオリン・ソナタより第3・4楽章」の迫力と力強さは素晴らしいものでした。
この曲はタイトルの通りヴァイオリンとピアノのための作品ですが、サクソフォンではどのように演奏されるのか、担当の私も、企画当初からとても楽しみでした(*^_^*)
ピアノとの掛け合い、クラシカル・サクソフォンならではの艶やかな音色・響きを感じていただけましたら、嬉しいです。








::::::::::::::::::::::::::::::::::::::


さて、7/22ロビーコンサート、8/4オープンデーを終えたサンハートですが、
本日8/10(土)、明日8/11(日)と「第2回サンハート・アンサンブル・オーディション」(←詳しくはクリック)を開催中です!

本日8/10の予選を通過した組が、明日の本選に挑みます!
本選の舞台では、実際のコンサートを仮定し、MCなども交えながらの演奏となります。
一般のお客様も、審査員としてご参加いただける「聴衆賞」も用意していますので、
ぜひ、演奏を聴いて心に残ったアンサンブルに投票してくださいね!



かぴばら










 

2013年8月7日水曜日

感謝感謝のオープンデー♪


こんにちは(^^)
サンハートスタッフのみゆみゆです!


先日8月4日、
サンハートは23回目のお誕生日を迎えました(^O^)!

これも日頃支えてくださっている
皆さまのおかげです。
ありがとうございます(^_^)



イベントもりだくさんのオープンデーの様子をご報告させていただきます!


まずは子供たちに大人気、旭区のマスコットキャラクター
あさひくんの1日館長任命式からスタートしました!



可愛らしい館長の誕生です(^^)*



カルチャー工房ではフルートのミニコンサートと体験会を行いました!



会場にはピカピカのフルートがずらり☆
私も少し体験させていただいたのですが、
説明が分かりやすかったため、すぐに音を出すことができました(・O・)!


こちらはアートギャラリーで行われた
親子で紙芝居の様子です。



子供たちやお父さん、お母さんに混ざって座っているのは。。
あれ?あさひくん??

真剣な様子で紙芝居に見入っている1日館長でした♪




そして今回のビッグイベント、
「サンハート フラ・フェスティバル2013」

旭区で活躍する16組ものフラ団体の皆さまが共演し、
なんと全部で35曲ものフラダンスを披露してくださいました!

 
     

                      


ステージには大きな「フラ・フェスティバル」の文字とヤシの木。
耳に心地よいさわやかなフラの音楽に合わせた、
優雅で華やかなダンス。

夏の暑さも忘れさせてくれるような、癒しに満ちた素晴らしいステージを披露していただきました!




サンハートの23回目のオープンデーにご来場いただいた皆さま、
ご出演、ご協力していただいた皆さま、
本当にありがとうございました!!


今後ともサンハートをどうぞよろしくお願い致します♪




サンハートスタッフ
みゆみゆ


 

2013年5月27日月曜日

『真空管アンプを楽しもう!』ワークショップ申込受付は終了いたしました。

申込受付は終了いたしました。


みなさんは普段、ご家庭で音楽を楽しまれる時、
どのような録音/演奏装置・機器あるいは手法を使わ
れていますか?

CD、MD、カセット、それからダウンロード・・と
いまは、録音機器や手法、形態も多種多用な楽し
み方がありますね!

さて、サンハートではかねてから「真空管アンプ」
を使用しての音響システムを使って、月一回、
レコードコンサート(会員対象)を楽しんでいますが、
“音の柔らかさ、豊かさ”(人により感じ方、その評価の
言葉は様々ですが・・・)、真空管アンプでの
レコード観賞は何にも代えがたい深い醍醐味があり
ます。

そこで、なんとかご家庭で、あらためて真空管アンプ
でのレコード観賞を楽しんでいただけないものかと
考えた結果、下記のようなサンハート主催の「ワーク
ショップ」を企画することになったわけです。

下記をご覧いただいて、ぜひ、お申込下さい。
貴方のご参加をお待ちしております。

◆真空管アンプを楽しもう!ワークショップ


開催日:9月14日(土)、10月12日(土)、11月9日(土)、12月14日(土)
     計4回 各日13:00~17:00
会場:横浜市旭区民文化センターサンハート 
参加費:計38,000円(講習会費8,000円、材料費30,000円)
講師:TRI&MORE工房 小川秀夫氏
内容:ご家庭で楽しめる良い音質の真空管アンプを安価な費用で製作。
    ※その道の趣味の皆さんに大きな支持を集めている「木村哲」
      (ハンドルネーム:ぺるけ)さんという方が発表されている
      プラン=ミニワッターと名付けられた真空管アンプを手作りする
      講座です。
 お問い合わせ:TEL045-364-3810(9時~21時) 
 

           Eメールアドレス:webmaster@sunheart.info

     
 
 
   
   
 



2013年5月20日月曜日

◇駅deライブ Vol.4◇ 

こんにちは!
サンハート スタッフのかぴばらです!

5月11日(土)、相鉄線二俣川駅改札前広場にて、「駅deライブ Vol.4」が開催されました!


出演は、神奈川フィルハーモニー管弦楽団
『金管五重奏』のみなさんでした。

中島 寛人さん(トランペット)
岩波 俊光さん(トランペット)
森  雅彦さん(ホルン)
府川 雪野さん(トロンボーン)
岩渕 泰助さん(チューバ)








当日は、途中から雨が降り出し、
あいにくのお天気となってしまいましたが、
一部(13時)・二部(15時)とあわせて、
計471名のお客様に足を止めていただきました!

開演直前の会場は、
ご覧のとおり、人・人・人・・・!!
ご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました(>_<)




 



公演は、楽器や曲の説明を交えながらの、
和やかなものとなりました。

金管五重奏の厚いサウンド、迫力にも驚きましたが、
各楽器の特性を活かしたソロでも、美しい音色や技巧が光り、
お客様から大きな拍手が起きました!




アンケートでは、
「近い距離で演奏を聴けて感動しました」などのご感想をいただきました。

今度はぜひ、オーケストラでの生演奏を聴いてみてください!
また、違った発見があると思います♪








さて、次回『駅deライブ Vol.5』は、少し先になりますが、平成25年10月5日(土)となります。
Vol.5では、ジャズの演奏をお贈りする予定です☆ 詳細は、随時UPして行きますので、お見逃しなく!!

 

2013年5月6日月曜日

◇ロビーコンサートVol.9◇

こんにちは!
サンハートスタッフのかぴばらです(*^_^*)


4月15日(月)、ロビーコンサートVol.9が開催されました!
出演は、第一回サンハート・アンサンブル・オーディションで優秀賞を受賞された、
クラリネット四重奏「BAY★Clarinets」
山本学子さん、石田祥子さん、
徳永愛さん、榎本真由美さんです。









な、なんと!今回はロビーコンサート史上最多の来場者数を記録したのです(>_<)1部・2部あわせて329名という多くのお客様にご来場いただきました!
お越しいただきました皆様、誠にありがとうございました。









ヴィヴァルディ「春」や、
チャイコフスキー<くるみ割り人形>より「花のワルツ」などのクラシック作品のほか、
「川の流れのように」、「となりのトトロメドレー」といった馴染みある曲を演奏、大人から小さなお子様まで楽しめる内容となりました。

アンコールの「上を向いて歩こう」、「見上げてごらん夜の星を」では、BAY★Clarinetsさんの演奏にあわせて、お客様と一緒に大合唱!とても盛り上がりました♪



クラリネットならではの、温かく、優しい音色に包まれた
サンハートのロビー。
素敵な春のひと時となりました。





さて、サンハートロビーコンサートVol.8(2013年1月23日)、Vol.9(今回2013年4月15日)、Vol.10(次回2013年7月22)には、第1回サンハート・アンサンブル・オーディションで入賞された方々にご出演いただいています。

 このオーディションは、当館主催のクラシックアンサンブルのオーディションです。
入賞者は、ロビーコンサート(ボランティアコンサート)をはじめ、その他コンサートや、アウトリーチ活動にご出演いただけます。

第2回のオーディションは、予選:2013年8月10日(土)、本選:8月11日(日)に開催!
募集部門は、「歌とピアノ」、「重唱」、「ピアノ連弾」です。
サンハートと一緒に、幅広い世代のお客様へ、音楽の楽しさ、素晴らしさを届けて下さる方、
ご応募お待ちしております!
第2回サンハート・アンサンブル・オーディションの詳細は、こちら



かぴばら


  
      

2013年4月4日木曜日

◇オーディションFAQ集◇

5月15日より「第二回サンハート・アンサンブル・オーディション」の要項をお配りしていますが、最近はお電話でもたくさんのお問合せを頂くようになりました!ありがとうございます!!!

たくさんお問合せを頂きましたご質問への回答については、こちらに公開させていただきたいと思います。
他にもご不明な点等ございましたら、いつでもサンハートまでご連絡ください。
たくさんのご応募をお待ちしております♪


演奏時間について

Q: 予選8分、本選15分とありますが、8分/15分丁度の演奏をしなければいけないのですか?または、それ以上の演奏となるようにしなければいけないのですか?

A: 演奏時間は、目安となります。8分/15分以内の演奏となっても構いませんが、規定時間より極端に短すぎる場合は減点の対象となる場合がございますので、ご注意下さい。

なお、演奏時間は、入場から演奏終了までの時間です。本選においては、MCも時間内にカウントされますので、ご注意下さい。演奏時間を超えた場合は、ベル等でカットする場合がありますが、予選では減点の対象にはなりません。本選においては、審査基準に「構成力」が入る為、制限時間内に課題曲数に満たない曲数しか演奏できない場合は、減点の対象となります。
 
リピートの扱いについて

Q: 演奏時間に制限があるので、リピートをカットしても良いですか?

A: 規定時間内に収めるための繰り返しの省略、又は、慣例として認められている省略は、減点の対象にはなりませんが、それ以外の勝手な省略は認めません。 


ピアノ連弾部門・予選の演奏課題について

Q: 1楽章とありますが、第一楽章の事でしょうか?それとも任意の一つの楽章という意味でしょうか?

A: 任意の楽章を一つ演奏するという事です。第一楽章に限りません。
 
歌とピアノ部門・予選の演奏課題について

Q: 予選の課題として、「リートデュオの曲 ※但し、ドイツ・フランス・ロシアの歌曲から任意の1曲と、自由曲」となっていますが、自由曲 はドイツ・フランス・ロシア以外の曲でも良いですか?

A: 歌とピアノ部門の予選の自由曲は、どの国の歌曲でも良いですが、リートデュオの曲として下さい。
 
全部門・本選の演奏課題について

Q: 本選における「自由曲」とは、ジャンルに関わらずどんな曲でも良いのですか?

A: その通りです。本選の自由曲は、歌とピアノ部門では、リートデュオ以外の曲も含まれます。また、全部門において、本選の自由曲では、クラシック以外のジャンルの曲を演奏していただいても構いません。(例: ポピュラー、ジャズなど)
 
出場資格について

Q: ピアノ連弾部門と歌とピアノ部門の両方に出たいと思っていますが、可能ですか?

A: もちろんです。歌とピアノ部門と重唱部門の重複なども可能です。ただし、参加料は二重にかかりますので、ご了承ください。また、オーディション当日の演奏順は部門ごとになりますので、待ち時間がかかる事をご了承ください。

2013年3月29日金曜日

畠山重忠公の生きた時代をこの大地に訪ねて

サンハートが主催する自主事業として、ただいま制作準備も
佳境に入っております『詠み芝居 重忠と菊の前』。
出演は女優で横浜夢座座長の五大路子さん。そして文学座の
松井 工さん。音楽は園田容子さん。旭区の方は勿論、
歴史の好きな方、畠山重忠が好きな方、そして鎌倉幕府
源頼朝、北条氏の時代に関心のある方、このお芝居はフィクション
ですが、大いに楽しんでいただける作品です。

そもそもこの企画は、横浜発の演劇創発を精力的に続けられる
五大路子さんの発案で、その熱い思いと、サンハートの
地域密着志向が一致!旭区役所の後援を得て、ただいま準備中と
いうわけです。

そこで、改めて、昨年(紅葉の美しい晩秋でした)五大さんが畠山重忠
に関する資料を集められながら、私たちの地元、旭区の鶴ヶ峰にある
重忠公ゆかりの史跡を歩かれた時の写真をアップさせていただきます。
(※横浜シティガイド協会の歴史散策の企画に参加したものです)

いまは、春爛漫、陽気も良くなりましたので、みなさんも是非、
相鉄線で鶴ヶ峰で下車。重忠公ゆかりの史跡巡りをしてみてください。

そして、是非、サンハート『詠み芝居 重忠と菊の前』をご覧ください。

チケットについてのお問い合わせは下記までどうぞ。
サンハート 045ー364-3810(9時~21時)